Win-Winの関係、という言葉をすんなり「落としどころ」と解釈してよいのか分からないが、同じ方向性の言葉なのだろうと思う。関係各所末端までの利益もしくは損失が集中しすぎないようにすることで、ある種の格差はほどほどの範囲に保たれてきたのだろうが、近頃はバランスが取れていないと感じる。周囲を眺めてみるに、能の無い人物ばかりでもないのだが、それでもこの程度の待遇なのかと思うことしきりだ。
何事にも、舵取りには行き過ぎないバランス感覚が必要だ。すなわち中庸で。
ところで月末にあるという衆院選には中庸が見当たらない。如何にせん。
