ウイルスの進化を目の当たり(マノアタリ)にしていること他

 COVID19(以下ウイルス)、感染力の強い方向性への変異種が現れているという。

 無数のウイルスがヒトの感染防止手段をかいくぐって拡散しようとし、それを成功させたものが存続していく。ウイルスを根絶させない中途半端な戦略をとり続ける限り、新しい変異にさらされ続けるわけだ。実害のありうるウイルスで、気に障る向きもあろうが、ヒト側の対策とウイルスの攻防としては興味深いことである。

 さて、箇条書きにして、後で検証するメモとする。(しないかもだが)

 マスクの性能は、入手性の改善した不織布のものが日常の使用によく、布やプラのものは数段性能が落ちること。「そういうものでも(無いよりは)よい」段階は過ぎたのではないか。結果としてウイルスの手助けをしたのではないか。これの指導的な動きはあるのか。

 例えば9割の人が感染防止手段に忠実に、感染の確率を下げたところで、残りの人がいる。夜の街の感染拡大の影響は大きく、しかも喋りたがらない者が多く追跡調査が難航しがちなこと。酒を飲んで帰らないと気が済まない者がいること。行動変容的な働きかけができるのか、また、しようとする動きは起こるのか。

 5月の休みは人出が多かった(らしい)報道がされていた。多くの人が今後の感染拡大を予想していて、外出できなくなる方に行く予感があったのではないか。今のうちに出ておこうと思ったか。まぁ近ごろは検事長が賭け麻雀、首相が老人焼肉会食、規範意識に大ダメージを与えているようには思う。

 首相やら知事やら、どうやら為政者にウイルスを抑えこむ動機がないようだ。抑えきれば、他が多数失敗してるのだから勝ちなのに、みんなで日和見。大きな手柄は放棄して、小さな手柄をめぐって小競り合いを続けている。…次も当選するためには民草をハッピーにすることだと思うがねぇ…。