H13(2001).6.4 虎ノ門 原子力安全委員会 速記録より

 原子力施設の防災対策の中で「SPEEDI」の記述が既にある.以下引用(スキャンの認識まま).
 委員らはSPEEDIを防災システムに組み入れようとしていた.その先に不十分な事態があったなら事務局以降の仕業であろう.

○能澤部会長 回答案を作成するにご尽力いただきまして、ありがとうございました。それでは、皆様からご質問なりご提案なりを受けたいと思います。どうぞご自由に発言を……。
はい、松尾委員、どうぞ。

○松尾委員 46−6の10ページの回答の2つ目でございます。ここに害いてあることで間違いはないのではないかと思っているんですけれども、我々のところはSPEEDIを運用しているという立場から、防災対策が必要とする範囲ないしは防護対策を必要とする範囲ということを導き出すために、SPEEDIからの予測情報というのは非常に重要な役割を果たすはずのものでございます。
 SPEEDIそのものは、確かにここで書かれていますように、気象情報とか原子力施設からの放出源情報というのが非常に重要であり、それをもとにしているのでございますが、放出源情報等から導かれるSPEEDIの予測結果が判断を与える上で重要だろうと思いますので、何らかの言及をしていただければありがたいなと思います。
以上でございます。

○能澤部会長 わかりました。
事務局、これはぜひ入れてください。防災指針の中にSPEEDIの記載も入っていますので。
前川先生、よろしゅうございますか。SPEEDIを使えば、そういったものを総合して、どの範囲までやればいいということは非常に的確に出ますので、ぜひ入れていただくといいと思います。
ほかに。