変化を拒むことは滅亡に近づくこと

英国は変化を選んだ.高給取りのEU官僚たちにノーと言ってやったわけだ.ロビー活動により無駄な法律を作り、図らなくていい便宜を図っている官僚だ.一例だが30分以上の動画撮影に対応すると関税が変わるためデジカメの動画機能制限の原因となっている.こうして英国は偉大な国であり続けるのだろう.
さて日本を見れば、日銀と、日銀にプレッシャーをかける安倍内閣.こちらは変化をあきらめた構図である.というのは、とうとう日銀に株価操作をさせはじめたのだ.株価とは何かといえば、それはただの「結果」だ.企業活動への価値、株主への還元力を反映し「結果」「ついてくる」値である.あらゆる産業の変化を促し、本質の価値(=価値を創造する力)を上げ、国民に、地域に、繁栄を提供する手段を講ずるはずの者が一体何を考えているのか.日銀総裁もふがいないが、内閣の罪であろう.