60年代に花開いた有人宇宙飛行と原子力の共通項

リスクを背負う(冒険し犠牲を払う)個人が居るという、当時の常識の上に成り立っている箇所がある.個人の犠牲を認めない以上、個人に背負わせてしまうリスクを下げるために、より高い技術と費用を注ぎこまなければ成立しない筈ではないか.アポロ13号は、人事も尽くされただろうが運も良かったのだ.
危険を顧みない勇者が突貫して解決することができた時代はとっくに終わっていて、全ては、知恵と手間とカネで個人の犠牲を認めないシステムに乗っていた.古い(福島のような)発電所でない最新の発電所では、果たしてこれをクリアできているのだろうか.