コンパクトデジカメ購入記(キヤノン S120)

 コンデジである。家用にフジフィルムのF100fd、自分用にニコンのP310がある状況から、家用の更新である。同一メーカなら電池が融通でき、操作系のクセにも慣れていながら、なぜにキヤノンS120になったか。
 検討機種は、XQ1(フジ)、P340(ニコン)、S120(キヤノン)である。まずレスポンスでP340は脱落した。P310からしても劇的に速い…とは思えなかった。XQ1は電池がF100fdと共通でないためメリットは消滅し、両サイドに突き出た吊り金具は邪魔で、高速レスポンスの演出感のするシャッター音が興ざめだった。ついでにS120以外は動画ボタンが小さく押しづらいこと、HDMI端子はmicro化されて既所有のケーブルでは繋がらない端子となっていたことがあり、S120となった。約3.4万円。まったく問題ないいい買い物だった。…S120のクセが一点。マクロに設定しておいたとき(P310では気もち遅くなるかもしれないが支障なし)、数m以上の距離+ある程度以上テレ側の条件で、たぶん合焦しない。