大間マグロというブランドは大間原発建設と共に滅する

 電源開発(Jパワー)が青森県大間原発の建設を再開するという.観測気球とも見えるが、ここの取締役には経産省出身者がおり、原発推進派が経産省内で息を吹き返している様が良く分かることだ.
 当ブログは「原発0は非現実的で理想的でもない」というスタンスだが、大間の原発は諦めるべきと考えている.
 もしやマグロで話題になることのある「大間」と一致していない人が居ると話が通じないのだが、その「大間」である.はっきり言って原発立地の地名の入ったモノが食いたい人はいない.漁業者だけの損失に留まらず、当該県で10指に入りうる、東北全体でも稀有な観光資源を永久に葬ることになるだろう.
 そもそも30km圏に函館市があり、大間に原発を建設するという方針が通っていること自体が信じ難い.原発関連企業に天下った青森県の職員は、さぞかし沢山いることだろうが、果たして売り渡していいものを理解しているのだろうか?県民からの禄を食んだのではないのか?