HDD抹消・素人考察

「ゴミ箱からも消した」「クイックフォーマットした」レベルでなく、HDD全体を一度まっさらにすると,通常もう読まれることはなく,復旧も出来ない.

HDD通常のインターフェイスによらず,「消しゴムで消したメモ帳から読む」ように,アナログ的に読める場合は,HDDの記録面は0または1という極端な状態のため,読める〜推測できる場合がありうる.
0000..や 1111..と書かれた面からは一つ前の状態を推測するのは容易で,0101..や 1010..では前後の磁気勾配が荒らされるのでかなり難しくなるだろう.(手軽にはテキスト(ANSI/shift-JIS)がそのまま記録面に載る環境で,半角大文字「U」で埋め尽くせば 0101.. 記録になりそう.)

よく抹消できて,判断に迷う箇所があっても前後のつながりを合わせて意味のあるデータとして読めてしまうかもしれない.これは例えば人工無能的な(「ぼうずが 野原で サバを 蒸す」とか)作文を一度書かせるという処理でも相当妨げることができるだろう.(持たせる語彙は慮るとして)

が,そこまでして守るような機密なら,HDDの物理破壊くらいどうってことないコストだろうから,HDDは破壊して捨てましょう.(結局それか)

ところでHDD以外,読めなくなった不揮発メモリ(USBメモリ・SDメモリなどなど)にしても,そのまま捨てていいかというと・・